性感染症にかかると、おりものに変化があらわれます。
おりものがおかしいと思ったら早めに受診してください。また、コンドームを使わずにセックスをしている方は、性感染症の心配がありますので、性病検査をうけることをおすすめします。

クラミジア感染症：
クラミジアトラコマティスという微生物による感染症。
最近、蔓延してきている病気です。おりものが少しおかしいぐらいの症状しかありませんが、ほっておくと進行して不妊症や子宮外妊娠の原因になることがあります。

性器ヘルペス：
ヘルペスウイルスにより起きる感染症で、外陰部の痛みが非常に強いのが特徴です。

トリコモナス膣炎：
トリコモナス原虫による膣炎。泡だった黄色おりものがふえます。

尖形コンジローマ：
ヒトパピローマウイルスというウイルスによる感染症。外陰部にイボ状のものができます。

梅毒：
梅毒トレポネーマという細菌による感染症。
外陰部に痛みのないしこりができたり、全身に発疹がでたりします。

エイズ：
ヒト免疫不全ウイルスによる感染症。
感染に気がつかないことが多いようですので注意が必要です。

コンドーム法：
性病予防には効果があるのですが、避妊法としては失敗率が高いのが欠点です。

子宮内避妊用具：
コンドームに比べると避妊効果は高いといえます。
ただし、分娩の経験のない方は使用できません。
また、2年間で入れ替える必要があります。

低容量ピル：
ホルモンの量を減らした避妊用のピルです。
避妊効果は高く、避妊法として非常に良い方法です。
低容量ピルには21日タイプ（3週間服用、1週間休薬）と
28日タイプ（休薬期間を忘れないように
ホルモン作用のない錠剤が1週間分はいっています）があります。

当クリニックでは妊婦検診をさせていただいています。
分娩の設備はありませんので、
32週でご希望の病院に紹介させていただきます。
予約をしていただくと、待ち時間なしで検診をうけていただけます。
お子様連れで待ち時間がつらい方、
里帰り出産予定の方、出産される病院が遠方で
通院が大変な方などご利用いただければと思います。